当社のあゆみ

増収・増益。売上8.4億円。
作業売り上げが伸び悩むも商品売上で前年を上回った。
新規散布コースが7コース増加するが、主たるグループの仕分けにより6コースの作業減となる。
震災前の2010年と比較すると約1億円の売上マイナスとなり取り巻く環境は依然厳しい。

コースによっては、福島原発の影響による入場者の減少が止まらず、その結果管理予算の削減が続いている。中には営業を取りやめメガソーラーの代替え地となるコースも出てきた。

神川県内では、抵抗性ヒメクグの発生コースが増加傾向にあり、今後の推移を丁寧に調査し対策も確立していきたい。
ヤハズソウも増加傾向であり、あわせてメリケンカルカヤ・カモジグサ・ハルガヤ・シマスズメノヒエ等多年生イネ科雑草がラフにおいて増加し、この難防除雑草の対策が今後の課題であり急務である。

病害は春以降日本芝におけるネクロティックリングスポット病やゾイシアデクライン病が例年になく多く確認された。かさ枯病に関しては上手く防除がなされてきたのか、甚大な被害につながっていない。
害虫に関して本年特に目立ったのが、ヒラタアオコガネムシであった。近年においてはシバオサゾウムシの被害が減少したことと、予算削減によりネオニコチノイド系殺虫剤の使用回数が減少したことも背景にあると考える。

ゴルフ人口の減少・・・2011年度ゴルフ人口:800万人(前年比△1.2%)
ゴルフ場利用者数:8,432万人(前年比△4.2%)
全国法的整理コース数が856コースになり、既存コースの約36%にあたる。
また、本年既存コースの閉鎖ゴルフ場は33コースとなった。

太平洋クラブの再生計画は、会員による圧倒的な勝利となり更生手続きが開始される。
新太平洋クラブを創る会では、マルハンをスポンサーに推薦。今後の動向に目が離せない。

PGMホールディングスがアコーディア株式の公開買い付け開始・・・ホワイトナイトが出てこない限りTOBはほぼ確実となるか?統合が現実となると国内のゴルフ場の約1割を所有する世界最大のゴルフ場運営会社の登場となり、業界に与えるインパクトは計り知れない。

新入社員3名入社・・・渡邊君(29歳)、深野君(29歳)、久保川君(38歳)先鋭3名の加入で一層の営業力並びに現場力の強化を図る。

社会の動き

第46回衆院選で自公圧勝、政権奪還。安倍内閣発足。東京スカイツリー開業。
消費税を10%に引き上げる消費税法改正案が可決。ロンドンオリンピック、日本人選手のメダル獲得過去最多。
iPS細胞を初めて作製した山中伸弥教授が、ノーベル生理学・医学賞を受賞。

この年に流行したことば

「ワイルドだろぉ」