当社のあゆみ

増収・増益。売上10.1億円となり再び10億円の大台を突破。

緊急事態宣言やまん延防止等重点処置が続く中、ゴルフ場への影響も懸念されたが、その中で三密回避や感染対策が可能なスポーツとしての認識も一層高まり、入場者数は増加に転じた。しかしながら、感染対策やお客様のニーズに対応する形でプレーの多様化は進み、セルフプレー・スループレー・ラウンド制限・ハーフプレー・早朝プレーなど運営面での対応の変化と同時にまん延防止等処置の影響も加わり、レストラン収入やコンペ等の減少は避けられない状態が続いた。

感染対策は、神奈川県・埼玉県・千葉県を例にとると、第2回緊急事態宣言が2021年1月8日~3月21日。まん延防止等重点処置が4月20日~8月1日。第3回緊急事態宣言が8月2日~9月30日と長期にわたった。その後の感染者数は減少に転じ、秋以降の入場者数は多くのコースで増加し予約が取りづらい状況にまで好転した。

防除を取り巻く環境では、多様化したプレー環境の変化に伴い、プレー枠が拡大したことで作業可能な時間帯に制限がおきる事態も全国で問題となった。また、恒常化する気象変化に連動し土壌処理剤の残効切れや、ヒメクグに加えてスズメノカタビラに対する除草剤抵抗性の問題も顕在化しつつあり、業界あげての更なる取り組みが必要である。

この年の大きなトピックとしては、ソフトバンクグループ傘下の米投資ファンド、フォートレス・インベストメント・グループが、国内ゴルフ場最大手のアコーディア・ゴルフ・グループを約4,000憶円で買収した。
アコーディア・ゴルフ・グループは、1都1道2府32県に169のゴルフ場と27の練習場を運営。
運営施設数では国内1位で、年間で延べ1,000万人が利用している。

【恒常化した異常気象】

・日本海側で豪雪。富山市では131㎝/日など記録的な降雪
・1月から黄砂を観測。東京での観測は10年ぶり
・北日本から西日本で統計開始以降最も高温の3月。各地で桜の開花最早記録を更新
・北海道で歴史的な猛暑。旭川では37.9℃を筆頭に10日の猛暑日を記録
・異例のルートで、宮城県と福岡県では初めて台風が上陸した

新入社員1名:防除グループに中村君が入社。若手の活躍に期待です!

社会の動き

大谷選手、メジャーリーグMVP受賞。コロナワクチン接種開始(2月17日)。
第100代首相に岸田氏就任。東京五輪・ゴルフを霞が関カンツリー俱楽部で開催。
松山選手、悲願のマスターズ優勝。稲見選手、東京五輪・ゴルフで銀メダル。
笹生選手(19歳)、畑岡選手とのプレーオフを制して全米女子オープン優勝。

この年に流行したことば

「リアル二刀流」「ショータイム」「うっせぇわ」「黙食」